トイチの意味と計算方法、利息手数料のシミュレーション

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最近では闇金を舞台にしたドラマや漫画が多く出ています。このような作品を目にしたことのある人は「トイチ」という言葉を耳にしたことがあるかもしれません。トイチとは利子のことで、「10日で1割」という意味です。

トイチを年利で換算すると365%です。利息については、利息制限法で上限があらかじめ決められています。この利息制限法では、どんなに高くても年利の上限が20%までなので、トイチがいかに暴利であることかがわかるでしょう。ここではこのような闇金に手を出した場合、利息をどれだけ支払わなければならないかシミュレーションしてみます。

  1. トイチの利息計算方法
  2. 単利と複利の違い、複利の意味
  3. トイチの金利を実質年率に換算すると?
  4. トイチの闇金と法定金利の消費者金融の利息の差
  5. トイチは違法、闇金業者からの借金には返済義務なし
  6. 闇金業者に関する相談は弁護士と警察どっちがいい?

トイチの利息計算方法

まず利息の計算方法について紹介します。多くの場合、サラ金会社の提示する利率は、年利であることが多いです。このため、利息の支払い額は元本×金利÷365日×返済期間で算出できます。冒頭に見たようにトイチの利率を年利で計算すると365%です。もしトイチの貸金業者で10万円借りたとして、1か月後に一括返済する場合の利息額は、10万円×365%÷365日×30日=3万円となります。つまり全額で13万円返済する必要があります。さらにこれ以上返済期間を延ばすと、利息は膨らんでしまいます。

最近の闇金を見てみると、トイチはやさしいといわれています。最近では、「トニ」や「トサン」のほかにも「トヨン」「トゴ」といった金利もあるようです。トゴになると10日に5割になりますので、短期間でも多額の利息を支払わないといけません。

同じく10万円を借りて1か月後一括返済した場合でシミュレーションすると、支払うべき利息額はトニ6万円、トサン9万円、トヨン12万円、トゴ15万円となります。トヨン以上だと、元本を超える利息を負担しなければなりません。

単利と複利の違い、複利の意味

金利には大きく分けて単利と複利があります。両者の大きな違いは、利息のかかる対象の差です。単利とは元本に対して利息が付きます。一方複利とは、元本と利息に対してさらに利息が付く方式です。単利は利息が固定されていますが、福利は長期的になるほど金額が増えます。長期にわたるほど返済の負担も重くなっていくため、この違いの差を覚えておくといいかもしれません。

違いを理解するために、100万円を年利10%で借り入れたと仮定します。もし単利の場合、100万円×10%の10万円が利息です。これは2年目以降も元本がそのままでも同じ10万円が利息になります。複利の場合は、同じ100万円で年利10%の場合、1年目は10万円です。しかし2年目には100万円+10万円の110万円が利息の対象になります。このため2年目の利息は11万円となり、年数が経過すればするほど利息額が増える計算になります。長期的な借り入れになればなるほど、複利の方が返済の負担も大きくなるわけです。

多くの銀行や消費者金融では、カードローンサービスを提供しています。このカードローンの金利は、通常ですと単利で計算されています。このため、福利のように雪だるま式で借金が膨らんでしまうようなこともありません。

トイチの金利を実質年率に換算すると?

トイチについてもう一度説明しますと、10日で金利1割という意味です。10日で1割ですから、1日1%の利息の発生する計算です。年間で換算すると、365%になります。トイチでお金を借りた場合、1年間で完済しなければ、3倍以上の利息を支払わなければなりません。

利息制限法では10万円未満の年利の上限は20%です。トイチの場合、利息制限法で認められる上限金利に対して大きく違反しています。闇金の金利がいかに高いかは明らかでしょう。

トイチの闇金と法定金利の消費者金融の利息の差

利息制限法では、元本10万円未満で20%、100万円未満で18%、100万円以上ですと15%を上限に金利が定められています。大半の消費者金融では、この上限金利を守っています。一時期は29.2%を上限金利と定めていた出資法以下のグレーゾーン金利がまかり通っていました。しかし貸金業法の中で利息制限法を厳格に運用することが決定。加えて出資法の上限金利も利息制限法の上限と一緒になったため、グレーゾーン金利は大幅に減少しました。

もし闇金でトイチの金利で借りた場合と消費者金融で借り入れた場合の違いについてシミュレーションしてみましょう。ここでは差がわかりやすいように、10万円借りた場合で比較します。また、途中一切返済せず、ちょうど1年後に一括返済した場合を想定します。

消費者金融の場合、年率18%としているところが多いです。もしこの年利18%の消費者金融で10万円借り入れた場合、1年後に発生する利息は1万8000円です。しかし、トイチの闇金で10万円借りた場合、1年後に支払うべき利息額は36万5000円になります。両者を比較した場合、トイチの方が消費者金融の実に20倍を超える利息を負担しなければなりません。またトイチの場合、元本の実に3倍以上の金額を利息として負担する必要があります。同じ金額を借り入れた場合、トイチでお金を借りるといかに不利かがわかるでしょう。

ここでは10万円を借り入れて、毎月3万円ずつ返済した場合のトイチの闇金と、18.0%の消費者金融の違いについて比較します。まず18.0%の消費者金融で10万円借り入れた場合、4か月で完済できます。この際に負担する利息総額は3408円です。一方トイチの闇金で同じ条件で借金した場合、返済シミュレーションをしても正式な結果は出ません。なぜなら返済回数が120回を超えてしまうからです。この場合、少なく見積もっても10年以上は完済するまでに時間がかかります。消費者金融の4か月と比較すると、大きく返済期間が大きく異なる結果です。

トイチは違法、闇金業者からの借金には返済義務なし

闇金やトイチの業者でお金を借りると、返済が難しくなることから返しきれず、雪だるま式に借金が増えていきます。暴利な闇金やトイチの業者からお金を借りるべきではないでしょう。もし闇金やトイチに手を出してしまっても、あきらめてはいけません。トイチは先ほども挙げたように、利息制限上の定める上限金利を大きく超えた利息を取っています。法律に反した利率で貸付を行っている以上、貸借契約そのものが無効になります。そのため返済義務はないのです。

このことは法律でも定められており、「不法原因給付」と呼ばれます。契約自体が無効になるということは、契約前の状態に戻るだけで元本は返済しなければならないと思う人もいるでしょう。しかし闇金はもともと暴利で利益を得ることが目的で契約をしていて、お金の貸付を行っています。この行為は先ほど紹介した民法の中に記載されている不法原因給付に該当します。不法原因給付と認められると、給付した人は返還請求ができません。そもそもこのような利息制限法に違反する貸付に基づく返還請求を認めてしまえば、反社会的な行為をした業者を法律によって保護する形になってしまいます。

闇金業者の中には、返済を強制する態度をとる方もいるかもしれません。借りたのは自分自身なので、一見筋の通っているような感じがするかもしれません。しかし元本含め、闇金業者に支払う義務はないです。これは裁判の判例でも認められています。過去に行われた平成20年の最高裁判所の判例では、「闇金は元本含めすべて返済不要である」という判決が出ています。

元本も含めて返済義務がないという事実は、まだ広く浸透していないかもしれません。警察に相談しても、「借りたものは返すべき」という人がいるようです。しかし闇金には一切お金を渡す必要のないことは、知識として頭に入れておくとよいかもしれません。

闇金業者に関する相談は弁護士と警察どっちがいい?

闇金業者にお金を借りてしまって、執拗な取り立てに遭っていて困っている人もいるでしょう。上で紹介したように闇金から借りたお金は元本・利息双方、返済義務はありません。しかし、闇金業者の取り立てに対して突っぱねることは、なかなか難しいのが現状です。この場合、専門家に相談のうえで対処することも検討しましょう。その際に候補となるのは警察と弁護士です。

両者を比較した場合、弁護士にまずは相談した方がいいでしょう。警察の場合、事件が起こらないと動いてくれないところがあり、民事不介入という風潮もいまだにあるようです。借金問題専門の弁護士が入ってくれば、闇金業者にとっても十分なプレッシャーを与えられます。上で見たような法律的な問題に精通しているため、無理な要求も相手に対して言えなくなります。

すでに闇金業者に返済している場合、利息制限法を超える金額を支払っている可能性が極めて高いです。その場合は、利息制限法を超える利息が過払い金となるため、返還請求ができます。このような過払い金返還請求をする際は、弁護士に代理人になってもらった方が取り戻せるチャンスも高まるでしょう。

闇金融に対して冷静な対応をするには、自分の力だけでは困難な場合が多いです。闇金に対して冷静な判断力を失ってしまい、正しい対応ができずにいることもあるようです。弁護士と提携して行う対抗手段にはいくつか方法があります。不正に利用されている口座の凍結や、実態調査は有力な方法の一つです。最適な方法はケースによって異なるため、まずは弁護士に相談することが望ましいといえます。

ただし闇金業者の中にはかなり悪質なところもあって、債務者やその家族に危害を加えると脅迫してくる場合があるようです。このような脅威を感じさせることを相手が行ってきた場合は、警察に相談してください。警察には違法行為があれば、相手を逮捕する権限があります。警察が出てくると、闇金業者でもそれ以上の行為をすることが難しくなります。最初は円越しに相談し、危険を感じるようであれば警察に相談することが望ましいです。このような事態には、毅然とした対応を続けることが大切です。

  1. トイチの利息計算方法
  2. 単利と複利の違い、複利の意味
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  4. トイチの闇金と法定金利の消費者金融の利息の差
  5. トイチは違法、闇金業者からの借金には返済義務なし
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